2020/10/25地域猫活動
飼い主の居ない猫を不要なものと排除するのではなく、
避妊去勢手術により、一代限りの生を全うさせる。
最近ではTNRと言うのでしょうか・・・
先日、とある場所に行った。
そこは猫たちがのびのび暮らしていた。
色んな方からおやつをもらい、お昼寝をし、満足そうな猫たち。
初めての捕獲機。先輩から教えてもらう。
扉を開け、新聞紙を設置し、ご飯を置く。
奥だけではなく、手前だけではなく、
猫が奥までしっかり入ってもらうよう、念じながら。
猫が入ったら、猫の重みで自動的に閉まる扉。ガシャン‼
今回の依頼者さんのTNR希望は6頭。
猫が捕獲機に入った瞬間の気持ちは、正直・・・『ごめんね』
暴れる仔。観念する仔。喋る仔。泣く仔。脱糞しちゃう仔。
さまざまである。
施設の動物診療所で避妊去勢手術をし、後日、元の場所に返す。
希望制ではあるが、施術された証として、耳に小さくカットを入れる。
桜の花びらに似ているからか??『さくら耳』と、言われる。
施術されていないと思われて、また捕獲されないように。
また怖い想いをしなくて済むように。
放された猫たちは、またのびのびと暮らす。
施術され、元の場所に戻るまで、施設ではひとりひとり隔離していたので、
仲間たちに会うのも久々だ。
電波が悪く、携帯での写真撮影が困難であったのが残念。
猫たちはすりすりと仲間同士触れ合っていた。
室内飼育の飼い猫と違い、地域猫の寿命は短い。
でも、室内の良さも・・・不自由さも知らない。
どちらが幸せなのでしょうか。比べる事は出来ない。
大阪府池田市には地域猫を専門に避妊去勢手術する病院がある。
『のらねこさんの手術室』
猫好きな仲間たちが経営している。
これから寒くなる時期。
彼らは何処で暖を取っているのか・・・。
地域猫活動・・・
とても大変な活動である。
いつか、またあの猫たちに会いに行こう。
介護犬班:小林