2019/08/14脱走注意!
今回は、[脱走]について書かせていただきます。
1年の中でも夏は犬の脱走が多い時期です。夏は雷や花火など大きな音にびっくりして脱走してしまうケースが多いです。
また、暑いので網戸にしていてびっくりした時に網戸を突き破っての脱走もあります。これは猫にも言えます。
猫は爪を引っかけて網戸を開けれます。
ハッピーハウスに保護されている子は怖がりな性格の子が多いです。
こんなのが怖いの?と思うことでも怖がる子はたくさんいます。
「逃げる時は必死だから家から何キロも先で保護される事もあるんだ!」
何かにビックリして逃げている時の犬はパニック状態なので「〇〇ー!」と呼んでも戻ってくる確率は低いです。
パニック状態で逃げている時は周りを見る余裕もなくなります。そうなると怖いのが「事故」
事故で命を亡くしたという話はちらほら耳にします。実際、里親に行った子で亡くなった子もいます。
脱走しない・させない為に
家・室内での対策
・外飼いのワンコさんは首輪や係留しているリード・チェーンなどが老朽化していないか➡老朽化しているとびっくりして引っ張った時に壊れて逃げてしまう原因になります。
・首輪はゆるゆるではないか➡ゆるすぎると首輪抜けして脱走の原因になります。
・夏場、外飼いの子は室内に入れてあげる。玄関でもいいので。➡外出中に雷が鳴りびっくりして脱走する可能性があります。
また、熱中症を起こす可能性が高くなる時期なので室内で涼しい場所で休ませてあげて下さい。
外飼いの子でも部屋の中に入れて落ち着けるように日頃から練習しておくことができればベストです。
・室内飼いの子は、室内でも首輪・迷子メダルなどの着用。万が一脱走しても身元がわかるものがついていれば保護されれば家に帰る事ができます。
何もついていないと「捨てられたのかな?」と思われたり怖がりな子だと「野良犬」と思われてしまい保護されても保護した人が飼ったり、里親を探したり場合によっては保健所に連れて行かれてしまうかもしれません。
最近は、マイクロチップを体内にいれている子も増えてきましたがパッと見てマイクロチップが入っているかはわかりません。
専用のマイクロチップの番号を読み取る機械が必要です。
持病などの関係でずっと首輪をつけるのがむずかしい、負担になる子は玄関先にドッグゲートを設置・網戸の前に立てかけられるフェンスを置くなどして外に飛び出さないよう工夫して頂ければと思います。
シャンプーをする時も扉をしっかり締めておくなどして脱走しないようにしてあげて下さい。
散歩中の対策
・首輪やハーネスにリードをつけての散歩が一般的かと思いますが、それに迷子メダル・迷子札をつけていて首輪・ハーネスが抜けてしまったら
迷子メダル・迷子札の意味がなくなってしまいます。
そうならないために、ハーネスに1本リード・チェーンカラーやハーフチョークに1本リードまたはスリップリードを使用し1本ぬけてももう1本リードがついていれば脱走予防になります。
写真の子は首輪に1本・チェーンカラーに1本・ハーネスに1本リードをつけています。
怖がりな子は3重リードで散歩に行くこともあります。
脱走してしまうとこんな危険が・・・・。
キキーッ!ドン!!
バタッ!
「キャー!まるべぇ!!」
事故にあうと命を落とします。日頃から、脱走しないように意識・注意が必要です!