2022/08/04脱走について~猫ちゃん編~
前回お話させて頂いた脱走ワンちゃん編いかがでしたでしょうか?
今以上に脱走についての意識を高めて頂き、愛犬の命を守っていただければと思います。
今回は猫ちゃん編です!
施設で譲渡する猫ちゃんは完全室内飼いです!!
絶対にお外に出さないようにお願いしております。
犬猫ともにやはりドアのすり抜けはとっても多いです。
猫ちゃんの場合は思わぬ場所に隠れていたりする事も多いので
それに気づかず開けたら出てしまったという事もよく聞きます。
猫ちゃんは高いところや狭い隙間にも行けるのでどこにいるのかしっかり確認するようにしてほしいと思います。
換気のため、網戸にする事もあると思います。
猫ちゃんは手も器用です。
自分でクイっと網戸を開ける子もたくさんいます。
こういった網戸があかないようにするストッパーを設置していると開かなくなります。
しかし、うっかりストッパーをし忘れると大変危険ですので徹底する必要があります。
それに網戸のまま目を離したりすると網戸を上っていたり、破ってしまったり
網戸が外れてしまったりする事もありますので、しっかり猫ちゃんの動きを見て見極める必要があります。
とてもやんちゃな子や怖がりな子な場合は、網戸にしている間はケージへ入れておくと安心です。
猫ちゃんはワンちゃんよりも高いところに上る能力が優れています。
こちらのユニちゃん上で気になるものを見つけてひょいっと軽々と上まで登ります。
網戸を上っていたらと考えると外れてしまいそうで怖いですよね~
猫は液体といわれる程体が柔らかく柔軟です。
こちらの写真はネットから拾ったものです。
え??どこから出てるの??という感じですよね。
横の僅かな隙間から抜けてくる猫ちゃん。
本当に今の柵では脱走できないですか??隙間はありませんか?
ネットを押すとたわんでその隙間を抜ける子もいます。
網目が大きいものだと、実はすぐに脱走できてしまったりします。
思っている以上に細かい網目のものにしてもらうのが安心です。
こういった柵を設置しているから大丈夫!と安心していませんか??
ワンコには個体によっては柵として有効ですが、
にゃんこには関係ありません。。
隙間が広いとすり抜けていきますし、なんせにゃんこは跳びます。
これくらいの柵は軽々跳びます。この程度の柵は無意味と考えてもらった方がいいかもしれません。
天井まで高さのある柵というより扉もありますので、どこまでも登れる猫ちゃんは隙間のないように
天井までしっかり対策してもらうのが良いでしょう!
たまに猫ちゃんをお散歩している方もいらっしゃいますよね。
基本的には猫ちゃんにお散歩は必要ありません。
体の柔らかい猫は首輪やハーネスが外れてしまう事も多く
環境の変化を好まない猫ちゃんが多いのでストレスになってしまう事がほとんどです。
交通事故、感染症などお外は危険がいっぱいです。
抱っこしてお外に出ても、怖かったりしたら手からするりと逃げてしまいます。
病院に行く際などは必ずキャリーバッグなどに入ってもらいましょう!
施設で譲渡する猫ちゃんは絶対にお外に出さないようにしてもらっています。
仔猫の時から家中をフリーにしていると
本当にどこに行ったのかわからなくなってしまう事もあります。
気づかずにドアを閉めてしまい閉じ込められてしまっていたり
下手すると救出するためにどこかを壊さないといけなくなったりする事もあります。
体の小さな仔猫の間は特に心配です。
少しずつ行動範囲を広くしていってもらえたらと思います。
今回はにゃんこの脱走について書かせて頂きました。
にゃんこは足音がなく本当に音がしないので、脱走している事にすらしばらく気づいていないケースもあります。
普段は懐っこい猫ちゃんでもお外に出た緊張で全然寄ってこなかったり
ご飯を食べてくれなかったりする事もあります。
とにかくドアというドア!!窓!!
外に繋がる扉は常に気を付けて意識してほしいと思います。