2017/02/15相手を理解する努力・・・「咬み」編

前回のお話の続きの「咬み」編です。

 

ハッピーハウスには「咬み癖」をもったワンコも居ますが、

 

生活の工夫次第で問題なく生活できる子ばかり。

 

小さなお子さんがいるご家庭は難しいですが、

 

工夫次第で家族に迎え入れれるワンコの

 

幅が広がる事を知って頂けたらと思います^^

 

 

まずは実例から、、、、

 

胸を張って言える事ではありませんが、

 

私の家族であるケントも咬み癖の持ち主。

保護当時よりもだーーーーいぶと丸くなりましたが、

 

色々と工夫して生活しています(^-^;

 

飼い主が訓練士なんだからトレーニングすればいいのですが、

 

生活で困ることが無いので正直まぁいいか、と(^-^;

 

犬と生活する上で許容範囲内であれば妥協も必要(笑)

 

ケントが咬むポイントは、

 

・抱っこされること。

 

毎日一緒に通勤しているのですが、ケントは腰が悪く

 

車へ飛び乗ることが出来ません。

 

かと言って抱っこすると怒ります(笑)

 

なぜ怒るのか本人には聞いてませんが、

 

腰が痛いのと、元々怖がりなので抱っこされるのが怖い

 

のではないかと思います。

 

なので今は車に乗せる時用の台を用意して

 

自分で乗ってもらってます。

 

ひと手間ありますが、これでケントも怖がらず

 

人も咬まれずなので安全かつ簡単な工夫^^

 

診察台に乗せる時は口輪をつけます。

 

その他にも

 

・他人がダメ。

 

私も最初触れなかった子なので元々人がダメでした。

 

今はだいぶ人馴れして愛想良くなりましたが

 

心を許すまでは触られるのはNG

 

触らなければ自ら襲って行く事はないので

 

これは飼い主の管理の問題。

 

警戒心が強いので夜のお散歩のときは

 

頼りになります^^(笑)

 

どうしても触られなければいけない診察時などは

 

口輪をしていれば問題なしです^^

 

ただ、万が一私がお世話出来ない状況になった時を

 

考えて、数名の人には慣れてもらっています(^o^)/

 

こんな感じで、オールOKな性格の持ち主ではないですが、

 

楽しく一緒に生活しています( *´艸`)

 

 

その他、工夫の例をいくつか挙げます(^o^)/

 

・エサにキツイ子 の場合。

 

 

何の問題もなく愛犬にご飯をあげている方には

 

ピンと来ないフレーズかもしれませんが、

 

ご飯をあげる時に怒る子や、

 

ご飯皿を下げる時に怒る子は珍しくありません。

 

お皿を置いたり、引いたりが難しい場合、

 

ドライフードであれば何もお皿に入れる必要は無いのです^^

 

床にばらまくのが危険(近くに居るだけで咬む)なら

 

ご飯の時はサークルなどに犬を誘導し、

 

サークルの中にフードをバラバラ~っと撒く。

 

全部食べ終わったところでサークルから出して

 

中を掃除すれば安全です♬

 

 

・散歩後の足拭きが出来ない子 の場合

 

足を拭くのを嫌がって怒る子は多いのではないでしょうか?

 

確かに足を拭かないと家が汚れますが、

 

咬まれるくらいなら拭かずに入れて

 

家を掃除するほうがいいのでは?

 

それか、玄関に濡らしたバスタオルなど大判なタオルを

 

敷いておいて、家に入れるときは

 

そこを踏ませて入れるとか、、、^^

 

私は3頭いて足拭きがめんどくさいので

 

玄関に汚れていいマットを敷いて

 

そこをぐるぐる歩かせてから部屋に入れてます^^;

 

 

・ブラッシングやシャンプー、爪切りなどが嫌いな子 の場合

 

これも多いと思います。

 

これは正直口輪を付けれるように教えた方が楽です。

 

口輪さえ付けれたらお家でも出来ますし、

 

今は「トリマー」というプロもいますので

 

任せるのも全然ありだと思います。

 

ただ、トリマーさんも咬まれてけがをしたら

 

仕事になりませんので、

 

断られてしまうケースもあります。

 

口輪が付けれるか付けれないかでは

 

できる事も変わってきますので

 

これに関しては口輪がベストかと思います^^

 

 

・ベタベタ触ると怒る子 の場合

昔と違って、今は犬を飼う目的のほとんどが「愛玩犬」

 

だからと言ってすべての犬がベタベタ触られることが

 

好きな訳ではありません。

 

特に日本犬は自立心が高い為

 

ベタベタされることを嫌う子が多く居ます。

 

その子によって、ベタベタOKか、サバサバタイプかを

 

ちゃんと見極めて接して下さい。

 

サバサバタイプにしつこくベタベタしたら

 

そりゃ~怒られますよ(笑)

 

うちの子は、モカ→不愛想でもベタベタOK、

 

ケント→やきもち焼きでもサバサバタイプ、

 

コロ→我が道を行くが、ベタベタも嫌いではない。

 

という感じ(笑)

 

たとえ同じ犬種でも性格はバラバラです。

 

「○○さんとこのダックスは甘えん坊なのに、うちの子は~~~」

 

なんて他のワンちゃんと比べてはいけませんよ~!!

 

ザっと出しましたが、

 

あくまでも一つの工夫の例です。

 

工夫しようとすればいくらでもできるはずです^^

 

「犬はこうでなければいけない!」とか、

 

「他のお家ではこんな方法してない!」とか

 

固定観念を捨てて、お家のワンちゃんと飼い主さんに合った

 

方法で楽しく過ごせたらそれでいいじゃないですか(^o^)/

 

次は「吠え 編」です。

 

お楽しみに~( *´艸`)

 

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