2025/07/02兵くんのがんばり日記~ふれあい~

前回ご報告した通り、兵くんのお散歩訓練を初めて1ヶ月弱・・・いつもお散歩は私の後ろをついてくるので、後姿を見えません。なので、ドッグランの時に後姿をじっくり見ようと視線を向けると、あれっ?右の後ろ肢引きずってない?そのうち、足を上げて歩きだし、足先をなめるように。いったい何が???関節が悪くなった?膝蓋骨脱臼?怪我?慌てて診療所の先生に診ていただくと、足裏の裂傷でした。パッドがかなり剥げて浮き上がっています。痛そう・・・💦外で歩いた経験が少ない子の中には、足裏の皮膚が弱く、水でふやけたところでたくさん歩いたり、でこぼこの砂利道などを歩いたりすると、足裏を痛めることが多いそうです。折りしも梅雨が始まり、雨が降ってなくても山道は濡れている部分も多かった。そんな中でお散歩訓練に精を出したことが裏目に出てしまいました。ごめんね、兵🙇‍♂️

傷を早く治すためには、傷口を水に濡らしたり、舐めたりすることが厳禁です。その日から、兵くんのエリザベスカラーを着けた不自由な暮らしが始まりました😢もちろんお散歩訓練も当分できません💦ということで、この間に今までとは違った環境で兵くんと向き合ってみることにしました。その場所は宿直室。犬ハウスや山道とは違い、一番家庭に近い環境です。受付からの細い階段を抱いて上がり、出直室に到着すると、初めての部屋に大緊張で立ち尽くし、リードで引いてもいないのに、私が動くと付いてきさえしました(いつもは逃げ腰なのに)。結構こじんまりとした閉鎖空間で1対1で向き合います。撫でたり、ブラッシングしたりは、これまでも犬ハウスの庭や山道散歩の途中で行ってきましたが、拒みはしないものの、しり込みしつつ固まって緊張したまま我慢してくれるのが常でした。ところが、宿直室では外でよりも怯えていない様子で尻尾も巻き込まず、割にリラックスしてブラッシングに応じてくれます。名前を呼ぶと目を合わせてもくれます。アイコンタクト❤️さらに、足裏の傷を見るときに抱きかかえたら、割におとなしかったのを思い出し、ゆっくり抱き上げて、お膝の上にのせてみました。すると、何も押さえていないのに体重を預けてじっとしたまま、撫でてもブラッシングしてもお膝の上でベロンと伸びてくれています。体を接触するのは苦手だと思っていたので、意外や意外。お膝の上を気に入ってくれたのかな。膝の上にのせているとますます情が移ります。かわいい💕良い雰囲気のまま爪切りもトライ。お利口にしてくれたのできれいに爪切りもできました。

10日後にはエリザベスカラーにもお別れをし、足裏の傷もすっかり良くなってきたので2週間の治療期間を終了し、お散歩のドクターストップは解除されました。軟弱な足裏に合わせて、また少しづつお散歩の訓練を始めていきたいと思います!

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