2016/07/24ワンコのケア!シャンプー編
前回はブラッシングをご説明いたしました。
抜け毛も毛玉も綺麗になって、つぎは
シャンプーです!!
ワンコも人間と同じ様に放っておくと
汚れは溜まっていく一方です。
ブラッシングの時にも紹介しましたが、皮膚は
皮脂や汚れ、湿気に弱く、そのままにしておくと
皮膚疾患を起こしてしまいます!
水浴びをさせてあげるだけでも、格段にキレイになりますが
シャンプーをしてあげる事で、さらに皮膚と被毛の健康が保たれます!
一言でシャンプーと言っても、たくさんの種類のシャンプーがあります。
ここにあげるときりがないので、ざっくりとご説明しますが
・ノミダニを駆除してくれるもの
・トリミングサロンなどでも使われる犬種・毛の長さごとのもの
・皮膚疾患をもっており、それを治療、もしくは予防するもの
・市販で皮膚に優しい(低刺激)もの
などなど用途別に分けることが出来、また
市販されている物や、動物病院にて処方されるものもあります。
皮膚疾患があるワンコには動物病院などで処方されるものを
使ってあげるのがオススメです。
使うシャンプーを選んだら、いざシャンプーへ!
まずはしっかりと皮膚と被毛を濡らします。
この作業がとても大事で、水だけでもけっこうな汚れが落ちます!
お顔周りは嫌がる子が多いのでシャワーの勢いを緩めたり
指先に水をつたわせて、優しく濡らしましょう。
しっかり被毛も皮膚も濡らす事ができたら
シャンプー剤を使って洗っていきます。
しっかりと手のひら、指の腹を使ってゴシゴシ洗います。
爪を立てたり、強くこすると皮膚を傷めてしまうので
あまり力を入れずに洗うのがコツです。
ワンコによっては、汚れ方、その子の性質(脂っぽいなど)で
一回で洗いきれない事もあります。
そんな時は一度シャンプー剤を水で洗い流し、
再びシャンプー剤を付け、洗います。
足先や耳の付け根、お腹、お尻周りなど、汚れが強い所は念入りに!
泡が真っ白で、きめ細かくなってきたら
しっかり汚れが落ちている証拠です!
しっかり洗えたら、泡が残らないようにキレイに流していきます。
泡が残ってしまうと皮膚疾患の原因にもなってしまうので要注意です!
泡をきれいに洗い流せたら、シャンプーは終了!
バスタオルなどで水気をしっかり拭きとりましょう!
吸水タオル等使うのも効果的です!
次はドライヤーです。
人間用のドライヤーでも全然使えますが
今回はペット用の大型ドライヤーを使用します。
トリミングサロンなどでもよく使われているこのドライヤー。
なんと支援者様からの寄付で頂いたものです!
本当に助かっております!ありがとうございます!
ドライヤーで風を当てながら、まずはバスタオルでしっかり乾かします。
毛の短い子なら、これだけで乾くので終了です。
毛が長い子はスリッカーやコームを使用していきます。
スリッカーなどでしっかりと被毛・皮膚に風をいれ
根本からしっかりとかわかしていきます。
ブラッシングと同じく、ブラシの当て過ぎは禁物です。
全身触ってみて、しっかり乾いていればOKです!
中~長毛の子は、最後にコームで毛並を整えて終了!
シャンプー嫌いなワンコも、「嫌いだからやめておこう・・・」
ではなく「嫌いでも慣れてもらおう!」という気持ちを持って
こまめにシャンプーをしてあげましょう!
さて、シャンプーも終わって
次回はカットを紹介していきます!