2021/09/09トレノ、長期間をかけて超成長?! ~第1話~

皆さまこんにちは!

今回はこちらの白いわんこが主役のストーリーです☆彡

まずはご紹介からさせて頂きます🐶

名前:トレノ
年齢:推定6~7歳
性別:男の子

2018年千葉県の多頭飼育崩壊現場から保護されてきました。
性格はとっても怖がりさん。
保護当時は触れるような子ではなく、近づくと唸る、触ると噛みにきてしまうようなハードな子でした。
もちろんお散歩も行ったことはありません。

保護されてから3年が経ち、スタッフに対して少しは警戒心も薄れたように見えましたが、
触ろうとすると小屋の中で固まり、いつ攻撃的になるかわからない状態です。
トレーニングを始めた頃は、狭い場所に追い込めば触れますが、広い場所だとスルリと逃げて触ることは不可能でした。

そんなトレノですが、里親に出るための第一歩!
「お散歩」練習をする番が回ってきました~!!!
練習を始めた頃から、現在の様子をお伝えしたいと思います☆彡

トレノのお散歩練習を始めたのは、今年の2月。
そこから7ヶ月に渡りコツコツと一緒に頑張ってきました。
最近よく訓練日記に登場している一族の子ですが、他の子よりかなり警戒心が強くトレーニングには時間が必要な子でした。

長いストーリーになるので、わけて掲載させて頂く予定です。

最後まで見守っていただけると嬉しいです(^^)

 

まずはトレーニング初日の写真です。
ドッグランでもこれぐらいの距離に近づいてはくれます。

オヤツは手から食べてくれる。それだけでも嬉しいです。

 

私「今日からお散歩練習しよな~大変やけど頑張ろな~」

ト「お散歩???何それ、初耳~~~!!」

スタッフ「可愛い顔して~^^(そんな顔してられるのも今の内やで、、)」

ということでお散歩練習スタート!
初めからリードをつけて、「はい、お外行こか~」なんて出来るわけがないので(笑)

1番初めは、リードをつけてフリーにし、反応を見ます。
「え、これなに。ずっと付いてくるんやけど(・・;)」

「ちょっと写真なんか撮ってんとはよこれ取ってよ、もう」

と固まってなかなかいつものようには動けませんでした。

ケージの中でリードを付ける時、手を近づけただけでこれでもかと吠えて付けられるのを拒みます。
そんな時こそ焦りは禁物!ゆーっくりリードを近づけて落ちつくまで待ってからつけます。

 

リードを付けた後、ケージの扉を開けるとプチパニックになり、勢いよく飛び出て、危うく壁にぶつかるところです(゜_゜)

 

庭に出てからも、リードを気にして斜め歩き、、

無理に引っ張ってもパニックを起こし、リードを噛みちぎるのでしばらくはリードをつけて様子を見る事にしました。
リードが付いているとずーっと気にして排泄どころではないようです。

 

1週間、2週間とリードつけてを様子を見ましたが、なかなか変化はありませんでした。。

なので!!

次は少しづつリードを引かれることに慣れてもらう必要がある為、
噛み切られないようにワイヤーリードというリードを使ってトレーニングすることにしました。

その時の様子がこちら、、。
「僕、何つけられてるん、、前のよりなんか重いねんけど???」
と隅っこに座り、目で訴えかけてきます((+_+))
(フェンス越しの猫ちゃん達も不思議そうにこちらを見ています笑)

リードを引かなければ、ほとんどパニックを起こしませんが、

少しでもリードを引くと、、
「何するねん~!びっくりするやろ~!逃げられへんやん!!!(; ・`д・´)」
と、飛んで暴れて全力の拒否!!!

  

「こんな紐ちぎったる~!!!」と大パニックです。

リードを噛み過ぎて口から出血してしまうこともしばしば、、。
これだけを見ると可哀想に見えるかも知れませんが、それだけ成犬になってからのお散歩練習は時間がかかるということです。
そしてお散歩にさえ行けるようになれば、里親への道も大きく開けるのです。
だから頑張ろうねトレちん☆彡

リード練習後には「もう疲れた、、勘弁してよ~、、」といつもくたくた顔です。

少しの期間、練習を重ねただけでは、まだまだスタートラインにも立てない手強いトレノ。

いつになったら慣れるんやろう、、という少しの不安とこれからの伸びしろがすごく楽しみです☆彡

今回のトレノ、お散歩練習第1話はここまで!!!

次回、お楽しみに~(^^)//

 

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