2024/10/12糸蜻蛉

9月中旬と言うのにまだ熱帯夜で、朝寮のドアを開けるとムッとした空気が入ってくる。
通路に出ると、お盆の頃によく見かける黒い糸蜻蛉を1ヶ月も遅くに、また見た。
音も発てずに、行き止まりの通路を行ったり来たり。
行き場を探しているのかと出口側へ追いやっても、行き止まり側へ戻って来てしまう。
暑いから涼んで居るのだろうか。
遠くへ旅立った誰かが蜻蛉になって
「会いに来てくれているのかな?」
と、いつも思ってしまう。

介護犬班:片山

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