2018/03/20ペンロク最期まで
6犬兄弟で生まれたペンロク兄弟。
ペンロクが生後4ヶ月の頃に、私は施設に来て、出会っていたのですが、
右も左も前も後ろも分からず、日々、必死だった私は、
その時代のペンロク達の記憶は一切ありません。
お声の掛かる事が遅かったロク(
存在を知ることに。。。
親も兄弟も家族が見付かった。
独り、声の掛かっていないロクが気になる存在に。。。
家族にも『施設見学会』を参加をしてもらい、
『面接』を受け、ワンコを迎え入れることに【覚悟】を持った。
いよいよ、来月、我が家にワンコがやってくる!
8年振りのワンコだ。
ロク犬兄弟で産まれたし、ロク番目のお声掛かりだし、
【ロク】と、名付けようと決め、
全スタッフが「フース」と呼ぶ中で、こっそり「ロク!
呼んでみたり。
抱っこが出来る方が、万が一の時はいいよね、そんな事を考え、
こっそりと、抱っこの練習なんかしてみたり。
・・・そんな頃、
とある、保健所から電話が入りました。
「ハッピーハウスの迷子防止メダルを付けた仔が持ち込まれましたょ」と。
急いで、現場に向かったMスタッフ。
夜遅くに銀ケージに入れられ帰ってきた白いワンコ。
先輩たちが、
「小林さん!
徐々に色んな気持ちが生まれましたが、1瞬で感じた気持ちは「可愛い~!
クリクリ、大きなお目目。
ペンプは、きっと、何のこっちゃ、分からなかった。。。ような。。。
ペンプは、きっと、全部が全部、分かっている。。。ような。。。
どうしてこんな可愛い仔を処分場に持ち込むのだろう。。。
どうしてそんな惨い事が出来るのだろう。。。
どうして。どうして。。。
ロクと生活するも、
施設に来るとペンプが居る。
毎日、毎日、ずっとずっと気になる。
ロクを連れて出勤したある日。
皆と遊んでみた。
作業が落ち着いた夜、ふたりを一緒に散歩してみた。
ふたりが可愛くって、私が嬉しくって、私が楽しくって、
とっても幸福な気持ちになった私。
とってもイイコでとっても可愛いペンプ。
施設ではキングだし、
きっと里親は見付かる。
でも、私が一緒に生活したかった。
1年近く悩んだ末、家族が私の我が儘を受け入れてくれた。
4年経った今、ロクよりリラックスしてる?
ペンプさん、、、老けたね(
ペンプを受け入れてくれた優しいロクにも感謝な毎日。
ロクさん、、、脚乗せられているよ。。。
今まで、里親手続きを何件もしてきた。
『ヒトも何があるかは分からない。
飼育困難に陥ったら、ご家族さんだけで悩まず、必ず施設に連絡を下さい。』
この言葉を何度も何度も強く強く伝えてきた。
つい先日も、介護が大変だから、面倒できない。。。と、16年後に出戻ってきたワンコ。
つい先日も、夜中の大運動会に耐えられない。。。と、4ヵ月後に出戻ってきたニャンコ。
つい先日も、アチコチおトイレをするから、どうしようもない。。。と、
2年後に出戻ってきたニャンコ。
処分場に連れていかれなくて、本当良かった。
もうすぐふたりの、ロク歳のお誕生日。
お散歩仲間と御祝いしよぉ♪
受付班:小林