2018/10/14タイワン猿

先日の新聞(8月23日付朝日新聞朝刊)に和歌山県の
タイワンザルに関する記事が掲載されていました。

和歌山県のタイワンザルに関しましては私が本スタッフ日記
(2017年12月19日付)
にて記述させて頂いておりますが、本新聞記事によりますと、
結局近年タイワンザル(及びタイワンザルとニホンザルとの交雑種)
の和歌山県内での目撃例が
無いまま昨年末にタイワンザル根絶宣言が出されたそうです。

そして今年7月、日本霊長類学会はその件に関し和歌山県に対して
学会功労賞を授与されたそうです。
日本霊長類学会のホームページによりますと、和歌山県がタイワン
ザル(及びタイワンザルとニホンザルとの交雑種)
を和歌山県(大池地域)内から排除根絶したことを功績と
みなされての授与だそうです。

環境省は2005年にタイワンザルを特定外来生物に
指定されたようですが、
その理由は環境省のホームページによりますと、

「生態系に関わる被害(交雑によるニホンザルの遺伝的
かく乱・遺伝子汚染のおそれ)」及び
「農林水産業に関わる被害(果実、畑作物への農業被害)」

とのことですが、交雑に関してはニホンザルはタイワンザルと
交雑することで猿としての種の保存
を自らの意思で選択したといえないでしょうか?

そして農業被害ならニホンザルも同様の被害を及ぼしてい
るのではないでしょうか?
それともニホンザルは農作物は口にしないのでしょうか?
タイワンザルが猿としてどのような憂慮すべき悪影響を日本
に及ぼしたのか結局私には理解できないのですが、ともかく
環境省はタイワンザルを特定外来生物に指定され、
和歌山県はタイワンザル(及びタイワンザルとニホンザルとの交雑種)
を和歌山県(大池地域)内から排除根絶され、そのことを
日本霊長類学会は功績とみなされ学会功労賞を授与された・・・。

皆様はどう思われますか?

寄付送迎:堀口

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