2024/08/30イノシシとの共存の道

過去の新聞(2024年2月7日付朝日新聞朝刊)に、イノシシによる人的被害に関する
記事が掲載されていました。
記事によりますと、イノシシによるけが人は22年度は過去最多の81人で、23年度は
12月末時点で42人が報告されており、16年度以降の死者数は4人にのぼるそうです。
イノシシの捕獲数は年々増加し、環境省によりますとここ20年余りで約4倍に増
え、同省に報告されているだけで22年度は約59万頭が捕獲されたそうです。
人的被害が増加している背景として、中山間地域で人口が減って高齢化が進み、耕
作放棄地等管理されていない土地が増えていることがあげられるそうです。
対策としては山際の管理が重要だとして、農家は使わなくなった農耕地等をそのま
まにせず果樹の伐採や下草を刈り払い、行政も環境を整えるためのサポートをするこ
とがあげられていました。
クマと同様、人との棲み分けが肝要なのですね。

寄付送迎:堀口

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