2020/02/14ボクの大切な思い出

先日祖父の家で飼っていたトイプードルが亡くなったと連絡が来ました。
あの子と出会った時は今でもおぼえています。

僕は子どもの頃とても祖父母のことが大好きでほとんどの休みの日は友達と遊ばず祖父母の家に行っていました。
小学3年生のとき当時祖父母と一緒に住んでいた叔母に送ってもらって家についたら、
いつもいるワンコ達以外に鳴き声が聞こえて、2階に上がるとトイプードルの子犬がいました。
叔母が祖母にどうしたのと聞くと、いつも行くトリミングサロンで子犬が生まれたらしく、
祖母が一目惚れして、家族になったそうです。
最初その子の名前はピンキーという名前でしたが、
叔母がそれだと可愛くないということでキー君という名前になりました。
僕はキー君のことが出会ってすぐ好きになり、
それから、祖父母の家に泊まりに行くときは、
毎晩一緒の布団で寝ていました。
キー君はとても元気で人懐こく、
いつも祖父母の家の中を走り回っていました。
祖父母の家はとても大きく、お屋敷と言えるくらいには立派でした。
なのでキー君も運動不足になることなく元気に育っていきました。
散歩で家の外に連れて行こうとすると、いつも嫌がるので庭の中で散歩していました。
部屋で寝ていて背中におしっこをかけられたこともありました。
玄関に飾られてた大きな象の木像をかじって祖父によく怒られてました。
庭の水の入ってない池で穴を掘っていたときは祖母が苦笑いしてました。
そんな感じで大体9年くらいは一緒にいました。
その後、専門学校に入り自分に担当犬が出来たら
今度はその子と一緒に祖父母の家に行き、2匹と一緒に寝てました。

その後就職して、大坂に行っても、週1は無理でも毎月一回は帰るようにして一緒に過ごしました。
先月最後に会ったとき、もう目もすっかり見えなくなり、ヨボヨボになってもすぐに僕に気づいてくれて、足の周りをぐるぐる回り体をこすりつけて甘えてきてくれました。
今あの子は祖母のお墓の近くの他のワンコ達の眠るお墓の中でぐっすり眠っていると思います。

また香川に帰ったらいつものように会いに行きたいと思います。
最後に、その連絡をもらったとき海ちゃんがこちらをじーっと見てたので
とりあえずポケットにあるおやつをあげました。

海ちゃん・・・家族を募集中~

飼育班:鈴木

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