2020/11/18海と文明

先日の新聞(2020年7月1日付朝日新聞朝刊)に、国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧種に指定されているウミガメ「オサガメ」1匹(甲羅の長さ約1.2mの子亀)が2020年6月21日、高知県室戸市沖の定置網に掛かって死んだ状態で見つかったという記事が掲載されていました。
記事によりますと、このカメは網に絡まって動けなくなって窒息死したとみられているそうですが、地元の水族館がこのカメを解剖して胃腸の内容物を調べた所、大腸等から2枚のプラスチック製袋(42cm×25cmのレジ袋と30cm×20cmのポリ袋)が見つかったそうです。
オサガメの主食はクラゲで、海に漂う物を口にする傾向にあり誤飲もあるそうです。
プラ製袋の誤飲は今回の死因には直接的には関係無いとみられているそうですが、一般的に海洋生物がプラ製品を体内に取り込んでしまった場合、そのプラ製品が無事に体内から排出されるのか心配になりますよね。
2020年7月1日から日本国内では脱プラに向けてレジ袋の原則有料化が始まりましたが、私もプラごみの適正処理と共に脱プラにも努めて参りたいと思います。

寄付送迎:堀口

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