2021/02/01水五則のひとつ
唐突ですが、私が困ったり、窮地に立った時、頭によぎる詩があります。
それは官庁営業時代にとある所長から名刺代わりにといただいた詩で、私にとってはネガティブ思考をポジティブ思考に
切り替えるカンフル剤的なものになっており、紹介させてもらいます。
洋々として大洋を充たし
発しては蒸気となり
雪に変じ霰と化し
凝しては玲瓏たる鏡となり
而もその性を失わざるは水なり -水五則のひとつ-
この詩の作者は諸説あるようですが、漢詩で作者不明だそうです。
自分の置かれた状況、立場でいろんな意味合いに変化するため、この詩の本当の意味をいただいた所長に尋ねてみると
「自分も分からない。でもいい詩でしょ。あなたがその時感じた意味が正解と思います。」と言われました。
みなさんはどう感じられますでしょうか。
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