2024/09/05日々変化中

飼育員の特権。
それは怖がりの子が少しずつ慣れていく過程を間近で見られること。
少しずつ少しずつ慣れていく子もいれば、何年経っても距離が縮まらない子もいます。
そうかと思えばある日突然距離が近くなる子もいて個体ごとに本当に様々です。
さて、今回のご紹介わんこはクルルンとみどり。
2頭とも保護当初は怖がって近づいてくることはありませんでした。
みどりは北海道から多頭できた子。
ゴードン部屋へと生活場所を移してから徐々に人馴れしてきてくれています。
クルルンに関しては何年も何年もハッピーハウスで生活していますが中々慣れてはくれませんでした。
それが最近になって少しずつ距離が近くなり!
机に手をかけて「エサよこせ」とアピールするようになり!
警戒吠えではなく要求吠えをするようになり!
スタッフの手からおやつを食べてくれるようになりました!!
机に手をかけたり要求吠えしたりといった行為は、余りお行儀の良い行為とは言えないのですが…(笑)
そんな一般的には良くないと言われる仕草も、元々怖がりで人に近づかなかった子がすると、変化を感じられてとても愛おしく思うのです。

飼育班:佐井

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