2024/10/10変化

2014年に保護されたクルルン
怖がりで人が近づくと逃げる、追い込まれると震える
人馴れしていない子でした

月日は流れ10年後

おやつ欲しさに自分からスタッフに近づいてくるように…

少しずつ少しずつ距離が近くなり、ついに人の手からおやつが食べられるようになりました
とても小さなことだけど
クルルンにとっては大きな一歩

施設には色んな性格の子がいます
保護当時から人が大好きな子
少しの期間で慣れてくれる子
慣れるまでに時間がかかる子
クルルンのように10年かかる子

人間のエゴで捨てられて
人間のエゴで保護されて
知らないところに連れてこられて
知らない人たちに構われて

「この子達は本当に保護されて幸せなのだろうか?」
「人嫌いな子は保護されたことによってストレスがかかってしまっているのではないか」
そんな不安を抱えながら活動する私達にとって、この子達の小さな変化の積み重ねが
たまらなく嬉しくて
たまらなく愛おしいのです

飼育班:佐井

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