2023/07/01スギちゃん

昨年8月30日に保護されたスギちゃん。
家の近くに箱に入れられて遺棄されてる仔猫がいるとのことで、その日手が空いていた私がお迎えに行きました。
小さなお菓子の箱よりずっと小さな仔猫。
保護者さんの名前から頂戴し、「スギちゃん」と名付けました。

最初は保育器がスギちゃんのお家です。 


夜中もミルクが必要な為、私も何度か連れて帰りました。
目が開き出した頃のスギちゃんです。


目がしっかりと開き、白黒模様もハッキリしてきました。



ミルクから離乳食になり、体調も安定すると保育器を卒業して仔猫部屋へ。
仔猫の場合、月齢が同じくらいの子たちは同じ保育器やケージで兄妹のように過ごすことが多いのですが、スギちゃんが保護された時、同じような月齢の子がいなかったのでスギちゃんはずっとひとりで過ごしてきました。
仔犬や仔猫は遊びながら加減や噛む力を学んでいきます。
それが出来なかったスギちゃん。大きくなるにつれ、我儘な一面が存分に出るようになってしまいました。


そんなスギちゃんも素敵な家族さんとのご縁があり、一時預かりへ出ることに。
でも加減を知らないスギちゃんとの生活は難しく、家族さんも断念されました。


施設へ戻り、薫ちゃんハウスへデビューしたスギちゃん。
人が大好きなスギちゃんは部屋に入ると私にも寄ってきてくれます。




ずっと撫でていると段々遊びスイッチが入り、口や手が出ることもあります。


若くて元気一杯なスギちゃん。
他の子と沢山遊んでくれたらいいのですが、ずっとひとりだったスギちゃんは立派な猫見知りさん(笑)
他の子が近づくとささーっと逃げてしまいます(;´∀`)

寂しがりで甘えたなスギちゃん。
ちょっと癖ありの方が可愛いってもんです(笑)


可愛いスギちゃんに会いに来てくださいね(*^^*)




募金班:北山

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