2026/03/15カンガルーとの共存の道
過去の新聞(2025年7月23日付朝日新聞朝刊)に、スポーツ靴製造におけるカンガ
ルー皮革の使用廃止に関する記事が掲載されていました。
記事によりますと、スポーツ用品大手アシックスが2025年末までにスポーツ靴
(サッカー、ラグビー、フットサル用シューズ)の材料をカンガルー皮革から人工皮
革に切り替えるそうです。この決定はプーマ、ナイキ、アディダス等の世界的メー
カーの方針に追随する形となり、ミズノも段階的にカンガルー皮革の使用をやめてい
く予定だそうです。
カンガルー等の天然皮革は足なじみが良く軽い等の利点がある一方、耐久性の低さ
や皮が伸びすぎる等の指摘もあり、さらに欧米を中心に動物愛護や倫理的な観点から
カンガルー皮革の使用中止を求める声が高まっているそうです。
一方、オーストラリアではカンガルーの増えすぎ(推定生息数約3400万頭)による
生態系の乱れや農業への悪影響等への懸念から、行政の管理下でのカンガルー駆除の
必要性も指摘されており、人と野生動物との共存の難しさを改めて思い知らされま
す。

寄付送迎:堀口