2020/04/16オオサンショウウオの命運

先日の新聞(2019年12月1日付朝日新聞朝刊)にオオサンショウウオに関する記事が掲載されていました。
記事によりますと、近年ペットや食用として輸入されて日本国内で野生化したチュウゴクオオサンショウウオと日本固有種のオオサンショウウオとの交雑種が三重県や京都府や岡山県等でDNA検査で確認され、その取り扱いが問題となっているそうです。
交雑種と判明したら川に返すわけにもいかず、貴重な生き物なので安易に殺すこともできないのでプール等に隔離されているそうですが、管理には限界があり長期的にどうしていくのか考える必要があるとの事です。
しかしながら、交雑は当事者(ここでは日本固有種のオオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオ)の間での自由意志に基づくものであり、交雑種が日本国内で増加して結果的に日本固有種のオオサンショウウオが減少していったとしても、何が問題となるのでしょうか?
そもそもDNA検査をしないと種が判別できない程度の差異であり、生息域の自然環境への影響はあるのでしょうか?
皆様はどう思われますでしょうか?

寄付送迎:堀口

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