2024/06/26アニマルコミュニケーター

去年だったか、

友人とのドライブ中、彼女が言った。

「アニマルコミュニケーターの勉強しているねん、最近テレビでも取り上げられてるやん」

と・・・

以前、ハッピーハウスの先輩が、

「イヌと話せるヒトに自宅に来てもらって、家族のイヌの話しを聞いてもらった。

それで、母さんがだいぶ救われた。」と・・・

そんな事を思い出した。

愛犬【ペンロク兄弟】の兄さん、ペンプ

2024年3月18日に確定診断がおりた。・・・【骨肉腫】

覚悟はしていたが、涙が溢れ出た。

これから、どうしよう。そればっかり・・・

 

脚がぷっくり膨れている事に気付いた3月6日の時点で、【骨肉腫】→【断脚】→【3本脚】と、

そんな風に頭をよぎってはいた・・・

そんな時、アニマルコミュニケーターの勉強している彼女が言った。

「言っているとは思うけど・・・きちんと小林さんの言葉で、ペンプに言うんやで。

もちろん、ロクにもね。

これから、どうなるのか。どんな手術をするのか。

何故、手術をするのか。手術した後、どうなるのか。

イヌは賢いから、飼い主の気持ちを分かっている。

伝えなくても分かってはいる。

でも、飼い主の言葉できちんと教えて欲しいんやで」と・・・。

 

赤ちゃん言葉ではなく、しっかりきちんと話をして欲しいそうです。

お留守番の際、もし寝ていると、声を掛ける事が何だか可哀想でこっそり出ていく事が多かったけど、

『職場に行ってくるね、帰宅は13時間後かな、待っていてね』

『スーパーに行くけど、1時間で戻るよ』

『〇〇に行くね』

『暑いから、涼しい場所で居るんだよ』等、きちんと伝えるようにした。

賢いふたりは何だか理解しているようだ。

伝えていなくても「あ~、出掛けるのね」と、思ってはいただろうが。

 

3月31日、施術。数日入院し、大きな大きなエリザベスカラー付きでの退院。

19㎏だった身体は15㎏になってしまった・・・

同伴出勤はしていないので、お留守番は多く長い。

私の不在時、階段から落ちるといけないので、1部屋に隔離するペンプ。

最近は、隔離されるのがイヤのようで、逃げ廻る・・・

時間がない毎朝、追いかけっこが始まる。愉快な疲れだ((´∀`))

そろそろエアコンを付けてやらないと・・・。

 

思えば・・・

フィガロっ仔・・・老犬介護部屋、通称【フィガロ】の仲間たち。

ご飯の際も、ただ、ご飯皿を置くだけの作業。

お休みなさいzzzのサークルを入れる時も、ひょいっと、抱っこしてサークルに入ってもらう。

ひとり、ひとり、ひとり、に毎回、毎回、毎回、何かを伝えている事はなかったな・・・と反省である。

 

耳掃除に点眼・・・ドラ。の次は、りんくう。にマシュマロ。に、脳内はこちらの都合ばかりだ。

黙々と作業をこなす日々になりつつあった・・・

〇〇をしなければならない、、、◎◎◎をやり忘れていたっけな、、、

あれやこれ、そんな事を常に考えている

それではいけない。

『今を生きる』イヌに失礼だ。

2024年5月・・・4頭ものイヌ達がフィガロっ仔の仲間入りとなった。

ドビー・タドン・ミルク・そら

今まで、どんな環境での生活をしていたのだろう。

フィガロはどうですか??

快適ですか?愉快ですか?

ペットは言葉でヒトに伝えることが難しい。

ペットの気持ちを通わせる職業をアニマルコミュニケーターと言うそうです。

 

2024年6月

シュン。の立ち上がりが困難になり、モア。ラン。が眼振で苦しみ、コポ。がスカイ。が倒れしてまった・・・

アニマルコミュニケーターにはなれなくても、フィガロっ仔の訴えを・・・我が仔の訴えを・・・見逃さないように、こぼさないようにしなければならない。

全力疾走で生きるイヌ達を誇りに思う。

 

シニアや老犬、老猫にも新しいご家族さんとの出逢いがありますように☆彡

施設の皆に【一生一緒】のご家族さんとの出逢いがありますように☆彡

介護犬班:小林

スタッフ日記一覧へ