2022/12/19ありがとう

中学の時、初めて犬を飼いました。
名前は『ゴン太』。


親戚の家で産まれた仔犬を引き取りました。
仔犬の時から他の兄弟に踏まれても噛まれても微動だにせず寝ており、それは大きくなっても変わりませんでしたwww
いつも玄関先で寝ており、誰に対しても無反応。
ご飯と散歩の時だけテンションが上がります。
そんな彼も16才でお空へ旅立ってしまいました。


最期の一年は病気との闘いでしたが、亡くなる直前まで寝たきりにはならず、頑張ってくれました。
そんな彼のおかげで、私は動物関係の仕事に就きたいと思い、自分の夢を持つ事が出来ました。

それから一年後、
もう犬は飼わないだろうと言っていた両親ですが、やはり16年も犬と共に生活していた事もあり、『ゴンタ』がいなくなり寂しい想いがあったと思います。
ハッピーハウスに勤めていた私に「犬を引き取りたい」と連絡をくれました。
私は迷わず『だいごろう』を勧めました。


『だいごろう』は入社当初、先輩から気を付けて接する子として教えてもらいました。
過去のトラウマから人に対して警戒心・恐怖心があり、口が出てしまうそうです。
ですが、私は不思議と彼に対して恐れる事はありませんでした。
彼も私にいつも尻尾を振ってくれて、他のスタッフよりも懐いてくれていたと思います。
家族と初めて会った時も、少し警戒はしていましたが、すぐに懐いてくれました。
これも運命だと私は思います。
心に傷を負った『だいごろう』を家族は温かい気持ちで迎えてくれました。
おかげでハッピーでは見れない表情をたくさん見せてくれるようになりました。


そんな『だいごろう』も先日、急に体調が悪くなり亡くなってしまいました。
家の子になって4年、13才でした。
『ゴンタ』も『だいごろう』も私にとても大切な事を教えてくれました。
私の人生の道標になってくれました。
彼らには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

募金班:梶田

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