2019/02/07あたたかい気持ち

年末、私もお世話していたわんちゃんが、里親さんのもとから脱走した!という知らせがありました。
雪がちらつく冬の日です。
手が空いたスタッフ総出で、大捜索が始まりました。
チラシ作成、貼り、配り、端っこから隅っこまで細かな捜索…。
公休なのに捜索に加わるスタッフや元ハッピーハウススタッフの先輩も捜索隊のなかにいて、
「あの子をおかあちゃんとおとうちゃんのところへ帰してあげたい!!」
その気持ちは一緒なんだなと、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
スタッフ全員、支援者の方々、情報提供や捜索にご協力いただいた地元の方々、
いろんな方の想いが届いたのか、知らせの数日後に、わんちゃんを保護できました!
(ほとんどの手柄は、先輩訓練士の愛犬でした…。さすが、訓練士の愛犬!泣泣)
泣いて喜ぶお母さんとお父さんに、わんちゃんを引き渡したときの嬉しさときたら…!!
「本当に良かった!!」の一言しか繰り返すことが出来ませんでした。

正直、今までの自分は
「これをしなければいけない」
「あれをしなければうちに帰られない」
「しないと怒られる」
など、自身の気持ちで物事をしていなかったところがありました。
ですがハッピーハウスのスタッフになってからは、今回の一件でも強く、
気持ちの変化があったと感じます。
「人間でも寒いのに!!あのこの短毛やったら、もっと寒いやん!!」
「あのこびびりやのに!!隅っこで震えてへんやろか!!」
「おかーちゃん、たぶん泣きながら探してはるわ!!おとーちゃんも心配してはるやろな…」
「年末やし、お家でぬくぬくしとけばええのに!!」
全部、自分の気持ちです。
気がついたら、自分から上司に声をかけて、捜索隊に加わっていました。

幼い頃から憧れていた動物飼育のお仕事に就いてしばらく経ちますが、足りなかったのは、
この「あたたかい気持ち」ではなかったのかなと思います。
動物飼育だけではありません。
募金活動でも、なんでもハッピーハウスのお仕事は全て、わんこやにゃんこのためになります。

あたたかい気持ちをのせて、次のひとへ。
今年もハッピーハウスをよろしくお願いします!!
(ときどき、募金活動にもでています!!見かけたら、声をかけてくださいね!)

 

飼育班:横山

スタッフ日記一覧へ