2018/12/16生きた証
生きた証
先日、とある博物館に行って来ました。
そこには有名な恐竜の全身復元骨格から現生生物の剥製標本に至るまで豊富な展示物がありました。
僕は生きている動物を見るのも大好きですし、
剥製や骨格を見るのも好きです。剥製にしろ骨格にしろ、その動物たちが生きていた証だからです。
今は見れない太古の生物もそういったものが化石として残っているから、
彼らの存在を知ることができるのです。
そういった展示を眺めていてふと思いました。
剥製はその動物の本物の毛皮等を使用して生体の形に復元したものなのに、
やはり生体とは何かが違います。
何が違うのかというと説明しにくいのですが、やはり違うのです。
生き物たちは形、模様その他全てを、その生活にあった姿で構築しています。
生きているからこそ、それらは違和感なくその動物に馴染んでいるのかなと感じました。
剥製と生体の差異もそこから生じてくるのだろうと思います。
様々な形式で今いる生き物を後世へ伝えるのも大事ですし、
今生きている子たちを大切にしていくことも改めて重要なことだと感じる一日でした。
今回紹介するのはハッピーにいるワンちゃんの中でも和風な名前とつぶらな瞳が
印象的な才蔵です。
飼育班:島田