2020/02/25日本のチョウの命運

先日の新聞(2019年11月13日付朝日新聞朝刊)に日本の里山のチョウ激減の記事が掲載されていました。
記事によりますと、環境省等が全国約50ヶ所の里地や里山においてチョウの種類と個体数を調査した2008年から2017年までの記録を分析したところ、日本の里地や里山に沢山いると考えられてきたチョウの仲間87種の内、約4割にあたる34種が絶滅危惧の判定基準に該当する程の減少率だったそうです。
1年あたりの減少率をみると、絶滅危惧1A類の基準の一つである15%以上を示したのはミヤマカラスアゲハ(減少率31.4%)を筆頭にオオムラサキ(減少率16.1%)等6種。絶滅危惧1B類に相当する6.7%以上はゴマダラチョウ(減少率11.0%)やヒメジャノメ(減少率7.4%)等14種だったそうです。
減少の理由は不明だそうですが、自然環境の変化の影響がチョウにも及んでいるといえそうです。

寄付送迎:堀口

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