2018/04/20心が開いた瞬間

昨年12月に施設へやってきた猫。
名はドラオという。シャー猫でパンチ猫で凶暴なドラオ。
何もしてなくても、ゲージの前を通っただけであり得ないぐらい怒る。
人間が嫌いなのか、自分よりも大きいものに敵対心があるのか恐怖心があるのかは
わからないけど、自分の身を守るため、人に対して攻撃性のある子だ。
写真は12月27日のドラオ
迫力満点!
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でも、ベッドに潜って丸まってたり、寝ているところは可愛い!
ギャップもあるかもしれないけど目がキョトンとしてるところとか
大きい体を丸めてるところとか可愛い!
そんなドラオも大部屋デビューの時期になってきた。
性格は相変わらずだけど・・・
いざ!大部屋デビューしてみるとやっぱりシャーシャー言うし、掃除もちゃんとさせ
てくれない・・・
それに猫マンションから動かない!部屋は時々移動してるから水とかご飯は食べてる
かもしれないけど...人前だと動かないし、逃げない!
マンション引きこもりのドラオ。
2月3日
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1週間経っても10日経っても慣れないし、相変わらず。
このまま遊びもせず、ビビりっぱなしだと楽しくないだろうし、人間嫌いのまんま過
ごしてほしくなかった。
逃げるわけではないし、ちょっとでも仲良くなりたいと思ってから、できるだけ毎日
声をかけたり、おもちゃとか猫じゃらしで構ってみたりし始めた。
猫じゃらしも好みがあるのが分かったし、遊んでみたら食いついたりペロペロしたり
叩いてみたり、楽しそうにしていた。
2月28日のドラオ
手よりも口が先に出るタイプ
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猫じゃらしで遊びすぎて、噛み付き癖ができても困るから遊ぶのは2.3日に1回ぐらい
にして、あとはできるだけ毎日ちょっとでも時間を作って声をかけて餌付けをしてみ
た。
大部屋に置いてある大衆用のドライを窓に近づけてみたら、顔を出してペロペロし始
めて、溢しながら食べてくれる
これを正面から差し出したらやっぱり怒られるから、ちょっとずつ少しずつ距離を縮
めながら食べやすく食べさせてみたら、なんか食べるのも上手くなってきた気がして
きた。
食べるのに夢中のドラオ.3月12日
ちょっとずつなら近づいても大丈夫!
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触れるかもしれないっていう場面はいくつもあった
けど、まずは慣れてほしかったからドラオが許してくれるまでは見てるだけ、適度に
距離を取って構って遊んでいた。
そんななか、3月22日それは起きた。
ウェットフードを回収しているときに、今日はあまり構ってやれなかったと思って
なんとなくその餌をちょっとドラオに差し出してみたらドラオから寄って来て
舌を出してペロペロしながら指まで舐めて、舐めとって食べてくれた!
シャーも言わず、怒りもせず、ご飯を舐めて満足気な顔でこっちを見てくれている気
がした!
ちょっとぐらい触ってもいいかなと思って、ちょっと手を出したら向こうも手を出し
て爪を立てず優しく叩いてくれて肉球も触れた!
この間1分も無く数十秒だったけど、この舌触り、感触、感動は忘れることは無いだ
ろう。
人間に少しでも好感を持ってくれた気がして、心を開いてくれた気がして嬉しかった。
そんなシャー猫ドラオが心を開いてくれた話でした!!

飼育班:松久

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