2020/06/17動物の心
受付のボディガードをしてくれている★トド★ お声がけ頂く事を、心待ちにしています! 最近は、前に比べて自由きままになってきたトドですが、性格や表現の仕方は、変わっていくこともあるんだなと。 それを気づいてあげることもまた一つ、動物からの何かのサインかもしれない。 その子の行動や態度の奥にある”心”について。 こないだ、ご来所いただいたお客様から、『引き取る子は、まだ小さくてどんな子かわからないから、少し大きくなって性格がしっかりわかる子がいい』と希望されるかたがおられ、そこから動物の”性格”について考えるようになりました。 確かに、人懐っこい子や、コミュニケーションが取りやすい子は第一印象もいいし、性格もわかりやすい。だけど、人間と同じで、動物も”心”を持っている生き物。 どんなにいい子でも、人間の対応や環境によって性格も変わる子もいれば、変化のない子もいる。 逆を言えば、難しい子でも、対応の仕方やその子のペースで接し、環境や配慮、ストレスを減らしてあげるだけで、いい方向に変わっていくこともある。 人がどう接するか、どれくらい愛を持って接するか、固定観念や常識、”普通はこう”という考えに縛られたり比較せず、その子自身を見てみると、ちゃんと向き合えた時に、その子自身の”心”が伝わってくる。 もちろん、動物の種類や犬種で判断できる大まかな性格はあるけれど、その一頭一頭が違った”心”を持ってる。 人が苦手なワンちゃんネコちゃんも、家族という存在が出来た時に、やっと心を開ける場所を見つけられるかもしれない。 そう考えた時、そのチャンスを作ってあげられるのが、このハッピーハウスだとしたらすごく幸せなことであり、 新しい里親さんの元にいく事が、ただの”譲渡”ではなく、その子にとっては、”心”と”心”が繋がる、かけがえのない出会いになるんだと。。 実際の気持ちを動物に聞くことは出来ないし、本心を全てわかることは難しいけれど、その心に寄り添ってあげる事は出来る。 日々、そんな全ての心に向き合って、毎日全頭の訓練、飼育、事務管理をしているスタッフを見習って、受付の私も少しづつ学んでいけたらと思います。 長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました! 晴れの日が続きますように!
受付班:藤井