2021/04/15共に生きよう!

先日、とあるゴルフ場に往診でお伺いした。

そこそこ大きなサイズのワンコが3頭。

フィラリア検査をして(無事陰性!)予防薬をお渡しし、混合ワクチンを接種。

「山の中なので万全を期して来年もきちんと検査はしようと思います。この仔達も社
員ですから」とおっしゃった。

聞けば関連の会社で飼えなくなりはるばる関東からもらわれてきたらしい。

きっとそこには色んな選択肢があったに違いない。でも、一緒に生きよう!と言って
くれる人がいた仔達。

幸せな仔達だなとほっこりした。愛情いっぱいを証明するようにとても良い仔達で採
血も注射も静かに終了。

(実は当方、大きいし暴れないかな??と心配しつつ大中小の口輪持参でドキドキし
ながら伺った(笑)保護施設あるある。)

同時にハッピーに保護されている柴犬達が脳裏に浮かんだ。

ブリーダー崩壊で保護された仔達。とてもかわいく良い仔が多い。

でも!腫瘍はあるわ栄養状態は悪いわ極め付けが全員フィラリア強陽性!

人のためにいっぱい産まされて、こんなことさえしてもらえなかったのかと思うとや
るせない。

フィラリアは一度かかると完治はしない。でも予防できる病気である。

きちんと予防することはどんな贅沢よりも重要な愛情だと思う。


フィラリアにかかるなんて恥ずかしい。そんな常識が早く広まれば良いと願う。

病院班:飯島

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