2021/05/15京くんとの思い出。
朝の投薬と同時刻の8時に京くんのご飯。
入院棟の掃除の合間に10時に京くんのご飯。
入院棟の掃除が終わって12時に京くんのご飯。
お昼休憩が終わり、14時に京くんのご飯。
夕方の投薬と同時刻の16時に京くんのご飯。
終礼が終わり18時に京くんのご飯。
いつものようにご飯をあげていたら
何度か吐き戻しが続いた。
胃の中に空気が溜まっているのだろうとのことで
レントゲン撮影のときにも嘔吐。
誤嚥とのこと。
4月29日、京くんは亡くなった。
一日6回の京くんのご飯。
苦でもなんでもなかった。
京くんがちょっとでも元気そうにしている姿が好きだった。
声をかけるとわずかに反応してくれた。
グルーミングをする姿もみられた。
掃除の時に外に出そうとすると、少し抵抗した京くんも嬉しかった。
京くんが元気になって歩き回っている姿を毎日想像していた。
里親さんが決まった光景を頭の中に思い描いていた。
誤嚥ね、仕方ないね。
私の中ではそんな簡単に済まされることではなかった。
毎日お世話をしていたのは私たちだったから。
はっきり言って、怒りと悔しさが込み上げてきて
この感情をどう処理していいかわからなかった。
気持ちの整理がつかなくて、頭が痛くなった。
交通量の多いところで道にうずくまっていたとのこと。
優しい人が、自転車で京くんを囲って、レスキューが来るまで守ってくれていたそうです。
たくさんの人に命をつないでもらったのに・・・。
前回の日記で書かせていただき、皆さんにたくさんのa/d缶を寄付していただいたのに、元気に生かすことができなくて、ごめんなさい。
こんな報告になってしまって、ごめんなさい。
お世話する人が私じゃなければ生きていたかもしれないですね。
時を戻せるのなら戻したいです。
夢でいいからまた京くんに会いたいです。
飼育班:坂田