2024/08/238月23日 ミルクがJATを卒業しました!
推定9歳のヨークシャーテリアの女の子。
一族は、タドンにドビーにコーラルに・・・全7頭。
5番目の卒業である。
2024.04.30
1頭1頭ケージに入れられ、ハッピーハウスにやってきた7頭。
離婚することにより、イヌが飼えないとの事。
離れ離れになるヒト家族・・・イヌ7頭を分けて飼い続ける事は出来なかったのだろうか・・・。
7頭のうち、3頭が老犬介護部屋・・・通称【フィガロ】にやってきた。
特別な介護は全くなく、ただ、とても小さく【犬ハウス】での生活や、視力がほとんどないため【受付】の生活が難しいとの事で、【フィガロ】っ仔に。
3頭共、耳が汚く、視力が弱く・・・点耳薬・点眼薬の始まりだ。
イヌよりヒトが好きな3頭。
施設見学会の際、いつも紹介するが、なかなかお声が掛からず、過ごす日々。
抱っこをせがむドビーに、姿を消す事が得意なタドンに、物言わぬミルク。
そんな中、フィガロスタッフが言った・・・2024.08
『ミルク』を家族に迎えようと思うねん。と・・・
聞いたスタッフ・・・え?いつ?今日?明日?
【フィガロ】で過ごすより絶対家族。絶対家庭。
決して永くはないイヌの生きる道。
ほんの少しでも永く、家族の元で過ごして欲しいと日々思う。
2013年にチワワ『ハルキ』に、2021年にパピヨンの『タピオカ』を迎えたスタッフ。
スタッフ間では、小さく可愛らしくちょっと太めな仔がタイプなのね・・・と、思われている((´∀`))
白いイヌを2頭飼育していたら、シロ好きね♡と、思われている者も居たりで面白い。
不妊手術をされていなかったので、子宮蓄膿症になってしまった『ミルク』
異変を訴えてくれ、他院で緊急手術になった『ミルク』
他院での数日の入院もお利口さんで過ごした『ミルク』
慣れたスタッフを見ると、目を細めて、小さな尻尾を左右に激しく振ってくれる『ミルク』
イヌにもヒトにも優しい『ミルク』
自宅で過ごすようになってからは我儘も発揮できるようになったようです。
爪切りは嫌だ、嫌だ、と、攻撃を。
小さな身体で訴える。
目ヤニを取ろうものなら、即逃げる・・・
食べちゃった・・・
あのぉ~お代わりないんですか??と、物申す。
後脚がちょっと不自由で、浮かせて歩く事もしばしば。
それでも行きたい場所に行き、寝て、遊んで過ごす毎日。
当たり前のようで当たり前にデキナイ生活。
何だか泣けてきた。
当たり前に、、、老犬との生活は永くはない。。。
でも、やっぱり、諦められない。
シニアや老犬、老猫にも新しいご家族さんとの出逢いがありますように☆彡
施設の皆に【一生一緒】のご家族さんとの出逢いがありますように☆彡
捨てられる命が無くなりますように☆彡
命の売買が無くなりますように☆彡
ミルク、卒業おめでとう、またフィガロに遊びにいらっしゃい♬
独りでのお出掛けは禁止ですよ‼