2015/06/196月19日 浦島がJATを卒業しました!
浦島は先月、警察署経由で保護されてきたトイプードルです。
ガリガリのボサボサで、、捨てられたのか放浪が長かったのか表情を無くしてしまっていた状態でした。
昨年、小夜という仔猫を迎えて出さったご家族が、犬を迎えたいとご来所くださり、何頭かご紹介する機会がありました。
その中で、この子、と思う何かがあったのだと思います。
すぐに先住の猫さん2匹との相性合わせもあり、トライアルを開始。
何より、表情の乏しい浦島を見て、一瞬でも早く家に迎えてあげたい、そう思われたそうです。
お家では健康上の問題も併せて、とてもよく見て下さり、みるみるうちに元気に、お肉もついてきた浦島。
それとともに、約20日間の間に浦島も、「あぁここに居ていいんだ。ここでならワガママ言ってもやんちゃ言っても愛してもらえるんだ」って分かってきたようです。
そして譲渡お手続きの日、スタッフが玄関を入ると「誰だ誰だ!」とちゃんと番犬をしながら浦島が出てきました。
そしてもらわれた時は仔猫だった小梅ちゃん(元 小夜)が浦島よりも大きい?(笑)体でお出迎え。
何故か壷に入って見せてくれました(笑)
先住猫のちびさんは階段の上の方でちらっと後ろ姿を見せてくれたのみで、その後お顔を見ることはありませんでした^^;
浦島お気に入りベッド。
首には新しい名前と電話番号のネームプレート。
浦島はすっかりお家の子として暮らしていました。
しかも小梅ちゃんともとっても良い仲に。
ここも定位置。
腕置き、があるんだそうです。
元気いっぱいの娘さん達に囲まれて、浦島も徐々に笑顔になれるようになったのですね。
お手ができるようになった!とお披露目。
いろんな思いをしてきた浦島、口の中がボロボロで痛みからご飯が食べられなくなっていた頃もありました。
しんどかったろうと思います。
今ご家族と安心感の中で暮らし、先輩猫さんとも仲良くしてもらっている浦島を見て、
ここは僕んち。これからもずっと。
と心に決めているようでした。
小梅ちゃん、こんなにくっついて寝てくれているんですね。
ここがキッチンだよ-と案内してくれる浦島。
小梅ちゃんの堂々とした姿。気も強いし、体も大きい。
年齢的には浦島の方がお兄ちゃんですが、浦島の方が小梅ちゃんに守ってもらっているような空気が感じられました。
後日お送り頂いたお写真です。
奇跡の?スリーショット。遠近法でか浦島、、猫さんより小さい!!
お手続き当日には後ろ姿しか会えなかった先住のチビちゃんと小梅ちゃん。
同じスペースでご飯が食べられるなんて、、すごい。
この安心感という籠でのお昼寝。
幸せそう。。
スタッフに差し入れで飴ちゃんの小梅と、お菓子のあられを持たせていただき(笑)お家を後にしました。
そう、仔猫の小夜は小梅ちゃんになりましたが、
浦島は、あられちゃんになったのです!
お母さんが最初の出会いの日に、「決心」してくださったおかげで今の浦島があります。
本当に有難うございました!!