2023/12/0312月3日 ちーたんがJATを卒業しました!
推定10歳のチワワの男の子。
飼い主さんが亡くなり、その彼女さんとやらも飼育困難との事で、縁あって施設にやってきた2022年10月5日。
てんかん発作の持病があるとの事で、多くのお薬と共に。
年齢的には犬ハウス?!
ただ、てんかん発作がいつあるか分からないので、多くの時間、スタッフが居る方が良いだろうとの判断で老犬介護部屋『フィガロハウス』での生活が決まりました。
元々の名前は『チビ』
当時、『チビ』と言う名のネコが施設に居ましたので、『ちーたん』に改名されました。
ハッピーハウス動物診療所の獣医師と相談しながら、彼の体調を見ながら、お薬は徐々に減薬でき、1つのみになりました。
そんな『ちーたん』は、ヒトへもイヌへも攻撃性はない。
よく食べる。
お散歩もまぁ、それなりに歩ける。
シャンプーも嫌がらず、爪切り耳掃除、何でもコイ。
なのに、、、新しいご家族のお声が掛からず1年が過ぎようとしていた、、、ところ、自らご縁を掴みました。
数年前に施設を知って下さって、見学会へのご参加。
その際、フィガロハウスで生活する『ちーたん』に出逢いました。
お庭の小屋でちょこんと座る『ちーたん』にご主人が出逢ったのです。
先住さんも施設に来てもらい、ご対面。
お散歩も何度か一緒に行き、相性も悪くない感じで、トライアルの運びとなりました。
大好きな『たつや』と、ツーショット📷
「ボク、行ってくるね。きっと、帰って来ないから」
ほんの少し怖がりな『ちーたん』
あまりお散歩は好みじゃないようです。
11月5日。この日は、『ハク』もトライアル開始~
お互い、頑張ろうな‼
送迎には最高のお天気でした🌞
車内ではキューキュー泣く『ちーたん』
まだどこかに連れて行かれると不安だったのかもしれません。
ご自宅に到着し、キャリーケースを開けると一目散に飛び出してきました。
1年振りの家庭の匂い・香り。
なかなかのはしゃぎっぷりで、カメラが追い付きません。
さっきの「キューキュー」泣きはどこ行った??
ご自宅にはたくさんの生き物たちが、生活しています。
その子その子にあった生活温度をきちっと管理され、環境があり、その子その子に名前があり、
『バニラ』『マリン』『ミモザ』に・・・すみません(^^;)以下省略💦
話を伺うスタッフは頭が混乱してしまいました(-_-;)
中でも『ちーたん』の相棒になるのは、
やはり、イヌでしょうね・・・
チワワが2頭・・・先住さん。
1番主の『ラブ』15歳の女の子。
ご主人が10代の頃に出逢い、ずっと一緒に生活してきた仔。
と、その子どもの『ウル』11歳の男の子。
お父さんは、『マロ』・・・は、天国でこの賑やか家族を笑って見守っています☆彡
『ラブ』は、終始、ソファーの上からわちゃわちゃな新参者を監視しているようでした。
『ウル』の方が、『ちーたん』に興味があるようです。
飼育経験豊富なご家族。
脱走だけはくれぐれも気を付けて頂くようお願いし、スタッフはお任せしておいとましましたぁ~🏡
窓の向こうからお見送り??スタッフを・・・見て・・・
ない・・・。
ハイハイ、さよなら。
トライアル中もきちんとご連絡があり、施設側も安心。
トリミングも連れて行ってもらい、可愛くおすまし。
ブルーのおリボンなんて、付けてもらって、照れちゃうね。
少しずつ自我も出て来たようで、、
施設では嫌がっていたお散歩も大好きなようで、スタッフには見せてくれなかった一面がたくさんあるようです。
トライアル期間は1ヶ月間を設けていたのですが、1ヶ月待たないとダメですか?
と、嬉しいご連絡。
正式譲渡の為に、ご来所して下さりました。
へっちゃらで受付に入り、『テンプル』に挨拶。
手続き中は大人しく、膝の上。
「ボク、名字が付くんだよ」と、何だか誇らしげ。
ちーたんが大好きな『たつや』と再会♡
ちーたんは久しぶりの再会でテンションが上がるも、慣れない場所にそれどころではない『たつや』
施設への面会に何度かのご来所の際は、いつもご主人に張り付いていた『ちーたん』なのですが、
今では、奥さんのストーカーだそうです。
先住さん達は大丈夫ですか?と、問うと、ちーたんに負けじとストーキングしているそう。
ちーたんの名前は『ちっち』になりました。
嬉し・楽し・賑やか家族の仲間入り♫
とっても可愛く、呼びやすく素敵な名前を貰ったね。
きっと、ずっと、一生一緒💗もう寂しくないよ。
これからを、どうぞよろしくお願い致します。
卒業おめでとう、ちっち。