2015/02/152月15日 クラリとこじろうがJATを卒業しました!
クラリとこじろうの2匹を迎える決意をしてくださったのは、実は何ヶ月も前から犬を家族に迎えよう、と考え続けてくださっていたご夫婦です。
ついに施設へお越しいただき、見学会をまわるなかで…
とんでもなくアピールしてくる猫と出会いました。
それが2匹です。
Hi, we are Kurari and Kojiro, we met this family who came to Happy House, looking for a dog.
When they were touring the facility, we were able to get their attention.
↑ クラリ 凛々しい目つきで、すごい甘え方をする猫さんです
目も開かない乳飲み子の頃、保護されてきた子です。
少し身体が弱かったのもあり、スタッフが毎晩連れ帰りお世話をしていました。
Kurari: This is me, I have beautiful eyes and am very cuddly.
I was taken to Happy House as a very little kitten.
My eyes were not open yet, and I was weak, so the shelter staff took me home every night to take care of me.
↑ こじろう 優しいお顔で舌をよーく仕舞い忘れるマイペースさん
兄弟8匹で飼われていたにゃんこ。飼い主さんが他界され、みんなで保護されてきました。
Kojiro: I often forget to have my tongue in...
I'm one of eight siblings who were taken to Happy House because our previous owner passed away.
元々犬を、と考えてくださっていたのですが、それをも覆すぐらいのアピール、相当だったのだと思います(笑)
猫の飼育経験があるご夫婦なので、2匹の相性を見るためにすぐにトライアルを開始。
送迎当日、
Our new family wanted a dog at first, but we tried really hard to get their attention,
and since they'd had cats before, they decided to take us both home to see if we could get along.
案外すんなり出てきた2匹。
On our arrival day...we didn't hesitate to come out of the carrier.
ご夫婦にも直ぐに甘え、
And we didn't hesitate to flirt with our Dad and Mom.
キャットタワー初体験。
タワーから滑り落ちそうになるなんて…実際他の場所からは何度か落ちてました。
クラリ・・・猫らしからぬ素振りに笑ってしまいました。。ごめんね。
Kurari: Oh, look! Our first cat tower! Ummm...I think I need some practice to climb up...
Not all cats are good at climbing.
こじろうは落ち着いて探検。
最初に3階に進出。
猫草があった!!
Kojiro: Wow, look at my new place! Can I go upstairs?
Oh, cat grass!!
お父さんもいた!! And Dad!!
一足遅れて、お母さんとクラリが登って来られました。
Kurari: Kojiro, where are you? Come with me, Mom!
クラリはこの後も、落ちかけます(笑)
Kurari: Oops! Please support me, Dad.
優しいご夫婦の元、すっかり安心しきっている2匹。今日、来たばかりとは思えません。
トライアルは、2匹の相性チェックでしたが、この分だと時間はかからないかも?
Kurari and Kojiro: We feel at home already...weren't we born here?
We don't think we need a trial period, we belong here.
すっかり落ち着いたクラリ。
そしてトライアルスタート。。。
Kurari: I'm all settled.
トライアル中のお写真。
クラリ、お母さんの腕枕で爆睡中。
Kurari: Me, sleeping in Mom's arm.
2匹ともどんな夢みてるんでしょ、すっかり安心した寝姿です。
Sweet dreams...
そしてこんなにも仲良くなってしまいました。
Kurari and Kojiro: Weren't we born as siblings? No?! Really?!
やっぱり舌、しまい忘れ癖。(飼い主さん曰く、1日2回程しまい忘れるそうです。そんなに!!?)
It's easy to forget to have your tongue in. It happens, but just once or twice a day...
仲良くお食事。 Meal time.
箱があれば入るクラリ。
Kurari: Love boxes.
うわーーーすごい密着度。 どうやったらこうなれるのでしょうか(汗)
Sleeping together, so cozy.
2週間後、「実はもういつでも手続き可能だったのですが」と、嬉しいご連絡をいただきました。
スタッフがお伺いすると2匹がリビングでお出迎え。
After two weeks, Dad and Mom decided that we didn't need the trial any more...it's just...you know, we belong together.
When the shelter staff came to see us, I was like...
少し警戒…誰ですか?と。
忘れたんですか??(笑)
Kojiro: Wh....Who are you?! Have we met?
なんでも遊べるクラリ。
Kurari: Love bags.
すっかりお父さんっ子。 Daddy's boy.
落ち着き方が2週間前とは違います。
Now we are even more relaxed...
「おれ、前からここの子だし」
Kojiro: I was born here.
やっと正面のお顔が撮れました!
Kurari: My front shot, good looking.
猫好きのお友達が来ては大いに甘え倒す2匹のようです。
クラリ(キジ猫)の方は猫らしからぬ運動神経で、
何度か手すりから落ちたり、すべったり。
それでも頭よりも体がまず動く、といったタイプで、楽しげに暮らしているようです。
一方のこじろうは自分のペースで甘え、クラリより一歩遅れて動き出す…
そんな2匹はとっても、とっても仲が良いようです。
Kurari: We welcome visitors who love cats.
I often fall from rails, and people enjoy watching me, saying I'm not like a cat, but I don't care, I just love my life and Kojiro.
たくさんいる猫達の中から、どんぴしゃで相性の良い2匹を選んでくださいました。
本当に、側に寄ってきたのがこの2匹だったから、という理由だそうです。
別のスタッフも言ってましたが、迎えられるべくして迎えられる、
その子にとってぴったりの家族、というのは必ず現れるのだと思いました。
Kojiro: We've found the best home, and we are best buddies.
I'm so glad that we attracted their attention, it was a destiny.
実はクラリは白血病キャリアです。
健康管理面も色々考えてくださり、
2匹はこれからも楽しくて素敵な毎日を送って行くことでしょう。
Kurari: I'm Felv positive, but my family really care about my health and condition, and I'm sure we'll be happy together.
2匹の名前について、いろいろ考えた結果、
クラリが「かん太」(ぴったり!)、
そしてこじろうは…どれだけ考えても「こじろう」という雰囲気だったとのことで、
漢字の「小次郎」になりました!
Kurari: I've been renamed Kanta, and Kojiro has his name in kanji now:)