2021/07/16吾輩はビルである。
吾輩は唇のビルである
吾輩はビルである。
おやつに目がない。
遥か遠く千葉から約50頭の同志とともにやってきた。
舌を始終ペロリとしているのは我がチャームポイントである。特徴的な唇をしているから、唇のビルとでも覚えてくれれば良い。
吾輩、人見知りであるが食いしん坊でもある。おやつがもらえるとわかれば、その人の周りをグルグル駆け回ってやる。
その姿を見て他の者もおやつをくれればしめたものである。おやつをくれない人には近づいてやるものか。とにかくおやつが欲しいのである。
吾輩、怖がりとはいえ、千葉の同志の中ではやんちゃな方である。14時過ぎに始まるドッグランでも目立つ方だと自負しておる。
例の如くおやつをくれるスタッフ周りを走り回る。我が自慢の舌を揺らしながら。
ここぞとばかりに、この文章を書くため、ひねくれ者が薄っぺらい四角なものを向けてカシャカシャしてくる。
吾輩をカシャカシャした後、ひねくれ者は四角なものを眺めて満足そうにニヤついておる。訳がわからぬ。気味が悪い。
ん？吾輩が何やら舌を発射しているような写真がある。吾輩、舌をペロペロ揺らしながら走り回る姿が自慢であるのに、それが伝わらぬではないか。
ひねくれ者の写真はどうも我が魅力を損なっているようだ。吾輩に直接会いに来て、我が魅力をご覧あれ。
飼育班：島田