2017/03/133月13日 ケンがJATを卒業しました!
元々元の飼い主さんが亡くなり、ある方に引き取られ、
今回、その方がなくなり、
その息子さんご家族は、犬との生活は出来ない、
と、言う事で、施設にやってきたシーズーの男の子。
先代が、シーズーでとってもイイコだったそうで、
施設にシーズーが居ると知ると、お声を掛けて下さいました。
ケンと出逢う前から、施設に何度も遊びに来られては、すみれを
可愛がって下さっていたご家族様です。
少し怖がりで、護衛の為か?
急にカプリと口が出ます。
推定8歳の男の子。
右目が白濁しています。
急にカプリとくる。。。カム。
そんな事もあって、一度一緒に生活してみないと分からないと
言う事で、雪がたくさん積もる前の12月の年末にトライアルの
スタートとなりました。
保護された当初、去勢手術がされていませんでしたので、
今回、施術し、エリザベスカラー装着の元、出発です。
車中のケージの中では、ずっとキューキューないていました。
到着すると、まず、お母さんにご挨拶。
久し振りのカーペット。
さっそくの朝御飯。
ペロリ、完食です。
先代、エースと一緒にハイポーズ。
ちょっと、落ち着いたかな。
お留守番時のケージに入れてみた。
柔らかいタイプの素材の物でシニアの仔には有り難いですね。
トライアル期間中、一度、お里帰りがありました。
綺麗にトリミングしてもらい、あったかそうなジャケット。
この冬、ケンが生活するところでは、70cm以上の積雪だったそうです。
少しずつ少しずつゆっくりゆっくりケンのペースに合わせて
接して下さっています。
2ヶ月近い、トライアルを経て正式譲渡となりました。
車も大人しく乗るけれど、歩く方が好き。
夜も一緒にお布団で寝るそうです。
お尻や脚を触るとまだまだ怒ってきたり、
しつこくしたら、やはり、カプリと来るそうです。
でも、そんな面も含めて、家族になると、決心して下さいました。
目もとっても綺麗になっていました。
全部が全部、心許してくれた訳ではないけれど、
ご家族様がケンを愛おしく感じると、言ってくれ、
やはり、総ての仔に家族を見つけなければ、とより強く思った午後でした。
4度目にして、ようやく終の棲家と巡り会えたケン。
夜になると、隅っこに行って震えることがあるそうでが、
今まで何度か怖い想いをしてきたのでしょうか。
これからは、安心して過ごせます。
心、穏やかに寛げる場所があるって、とっても幸せです。
本当にありがとうございました。
また、是非遊びにいらしてくださいね。