2021/04/09ノミダニ、フィラリアの季節

こんにちはー!!

暖かくなってきましたね!

 

暖かくなってくると、ノミやダニ、蚊が行動を始める季節となります。

みなさん、ワンちゃんや猫ちゃんへの対策はしていますか??

 

お外にはノミやダニがいます。また、人間についたノミやダニが動物につくケースもあります。皮膚炎の原因になったりもしますので、注意しましょう。

こちらのワンちゃんは予防されておらず、ダニに寄生されています。

血を吸い膨れ上がったダニが無数に群がっています。

寄生虫が体内に入り、死に至る場合もありますので、しっかり予防してあげましょう!

マダニは人間にも影響があります。人間から動物に飛来するケースもあるといいましたが、

もちろん逆もありますので、お互いの健康のためにしっかり予防しましょう!

ノミ・ダニが活発な時期は毎月の駆除が必要となります。

1回きりの駆除では未成熟のノミは根絶できません。

それに、新たに飛来してくるノミダニの予防ができません。

毎月しっかり予防してあげてください(^_^)

 

続いてフィラリア。フィラリア虫とは?犬糸状虫といい蚊を媒体として血液中に入り、

心臓に寄生する寄生虫です。

名前の通り、おそうめんみたいに糸状に成長する寄生虫で、

寄生虫が心臓内でつまり、死に至るケースがあります。

心臓病を引き起こす原因の一つです。

 

蚊が出始めた1ヶ月後~蚊がいなくなった1ヶ月後までしっかり駆虫薬をあげましょう!

 

こちらは、急性フィラリア症により、フィラリアのつり出し手術を行った、風太郎の心臓にいたフィラリア虫

こんなにもながーい寄生虫が心臓にいるのです。

こんなものが体内で詰まりかけた風太郎。手術を行い元気復活してくれました。

しかし、すべてのフィラリア虫が手術で摘出できたわけではありません。

それに、心臓に負荷がかかり、心臓を悪くしてしまっています。

 

一度心臓に寄生されてしまうと、フィラリア虫が死ぬまでに3年~5年かかると言われています。

お薬はあくまで心臓に寄生するまでの間、血液中にいるミクロフィラリアを駆虫するお薬で

心臓に達した成虫を駆虫するお薬ではありません。

 

心臓に寄生されてしまわないように、しっかり毎月ケアしてあげましょう!!

 

大切な家族(動物)の健康を守れるのは飼い主さんです(^_^)!

 

 

 

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