2022/07/311つの選択肢

施設には毎日のように保護してほしいと電話がある。

離婚、飼い主が施設入居、亡くなる、アレルギー様々な理由での相談。

正直、またか。と思ってしまう事はある。人間ですし感情が高ぶる事ももちろんあります。

そんな時は仕事だからと自分に言い聞かせます。

たくさんの相談の中で一緒にできる事を提案するがなかなか伝わらない事も多いが一生懸命里親を探すために動いて下さる方が多いのも事実。

私は飼えなくなった=保護施設ではなく飼えなくなった=里親をまずみつけるになってほしいと願います。

保護施設は本当に最終の行き場だと私は考えています。飼えなくなった時、飼えなくなった人を手助けする時できる事をまず一緒にしていくことも1つの選択肢として考えて頂ければ嬉しいです。

里親募集の掲載をして里親が決まった大型犬のボスくん。

山の中でがりがりになっていた所保護されました。

おそらく猟犬だったがむいていないので置き去りにされたのではないかとのことでした。

もう1頭ビーグルがいたそうですがその子はどこかに行ってしまったそうです。

保護主さんはご自身の年齢の事を考え飼ってあげることはできないから里親探しを手伝ってほしいと

連絡がはいり新しい飼い主さん探しのコーナーに掲載しました。

少し怖がりで大型犬でパワーもありますがとても優しい子。

里親募集を見てお声をかけて下さったご家族さんが遠方から会いに来て下さり家族に迎え入れて下さることになりました。

お家にお送りし今はとても幸せに過ごしています。クウ助くんという新しい名前もつけてもらいました!

飼えないから、できないと諦めずできる事をして頂く事で助かる子たちはたくさんいるのだと思います。

 

 

 

受付班:広瀬

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