2018/09/27

 こんにちは!飛田です。
私、実は隠れスタッフ日記ファンです。
今月の北山先輩の日記は涙が溢れました。。。
嫌ですね……歳をとると涙腺が…て言うのを体験しました。
今回はお話したいことが沢山あるですが、まずは…
動物大好きの皆様の記憶にも新しいかもしれません。私の心に刻み込まれて、常に考
えさせられるニュースがありました。
踏切から出られなくなったワンちゃんを助けるため飼い主さんが亡くなったお話です。
ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。
この話をすることは不謹慎なのかもしれません。
しかし私は知ってほしい。
ここまで素晴らしい人がいる。
私も家内から怒られるかもしれません。
自分一人だけの人生と考えると、この行いは憧れこそ抱いてしまうのです。
事故の場合ほとんどの人が、その瞬間ここで死ぬとは思わないでしょう。
狙えない、格好を付けれない、まさに必至の判断です。
その中で自分よりも最愛の家族を選ぶことが自分にできるのか?
わからないです。こればかりは。
でも、そうありたいと強く思います。
残される側は苦しく辛いでしょう。
それでも家内には『あんたらしいわ』と思われたい。
このワンちゃんは最大の愛を確認でき受け取ることができました。
飼い主様は天に昇る前、変わり果てた自分自身と生き残ったワンちゃんを見たとき、
きっと『良かった。無事で…』と思ったのではないでしょうか。
もしも、ワンちゃんも間に合わず亡くなってしまったとしても『怖かったね、大丈夫
一緒に行こう』と撫でてあげたのではないでしょうか。
長くなっていますが、もう一つだけお話を聞いていただきたい。
私が中学生の頃、道徳の授業で恩師がこんなお話をしてくれました。
『飛田、心は体のどこにある?』
『心…ですか?心臓でしょうか?』
『それは取り出せるか?』
『無理です』
『それなのにあると言い切れるのか?』
『はい』
『なぜ?』
『……』
私は言葉に詰まりました。
『痛むときがあるだろう?心が』
『はい』
『嬉しいことがあれば弾むだろう?心が』
『はい』
『みんな、これを持っている』
という内容でした。
少し重い内容になりますが、
人を殺してはいけない。
死刑になってしまう、自分が殺されてしまうから。
……そうじゃないですよね。
殺す人の心を傷つけるからです。
人を虐めてはいけない。
相手の心が悲しむから。
喜ぶことをしてあげたい。
相手の心が満たされるから。
目に見えない心を持っているのは人だけじゃありません。
犬、猫、動物、昆虫、おそらく草花、地球も。
全員持っています。
しかし、命を頂かないと大抵の動物が滅びます。
命を頂きながら、世界が創られていきました。
しかし命を頂かないのに殺される動物がいます。
まさに無駄に死にます。
その子たちは苦しいです。辛いです。
心があるからです。
日本には情という言葉があります。
だからなのかわかりませんが、外国の方に比べて、相手の気持ちを汲む能力が高いと
されています。
わかるのではないですか?相手の心が。
苦しんである心、悲しい心、辛い心。
心を育てることができれば、殺すこと、虐めること、なくなるのではないですか?
未熟な私も含めて、全員が相手の心を読み取ればもっといい世界になる。そう信じて
います。

外部広報:飛田

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