2022/07/20ミンクの命運

皆様お久しぶりです。6月から1年4ヶ月半ぶりに戻って参りました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、過去の新聞(2020年7月18日付朝日新聞朝刊)に、ミンクの新型コロナウイルス集団感染に関する記事が掲載されていました。
記事によりますと、2020年5月にスペイン北東部アラゴン州の毛皮製品用ミンク飼育場の従業員7人が新型コロナウイルスに感染している事が判明し、ミンクにもPCR検査を複数回実施した所、徐々に陽性率が上昇し、2020年7月のサンプル検査では90匹の内78匹が感染していたそうです。


ただし、5月から7月の間、ミンクに特異な症状は見当たらず、死亡数も増加しなかったそうです。
アラゴン州政府は、ヒトとミンクの間で感染が起こるかどうかは判断出来ないとしているそうですが、「住民への感染のリスクを避ける」為に、飼育されているミンク9万2700匹全頭の殺処分を決めたそうです。
ちなみに、オランダのミンク飼育場でも感染が相次いでおり、2020年7月までに数万匹のミンクが殺処分されているそうです。
しかしながら、JAVA(NPO法人 動物実験の廃止を求める会)のホームページによりますと、ミンク等の毛皮製品用に飼育されている動物は、いずれ(毛皮を傷つけない様にするために)過酷な方法で命も毛皮も失う運命にある訳です。
つまり、ヒトに消費される動物の末路は過酷であり、生存権など無い訳です。
結局の所、ヒトに消費される動物の命運は消費者である私達の意識次第だと思われますが、皆様はどう思われますでしょうか?

寄付送迎:堀口

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