2015/07/087月8日、ボンズがJATを卒業しました!

ボンズは、アレックスといくらと3匹兄弟?で保護されてきた子犬です。

保護当初より、少しだけお母さん犬から教わった人に対する警戒心を持ち合わせており、アレックスみたいに天真爛漫にストレートに甘えることができません。

でもそんなボンズを見て、是非お家に、と言ってくださったご家族が現れました。

通ってくださっていた頃。お父さんに抱かれてのボンズ。

 

 

去勢手術までの約3ヶ月間、お家での暮らしがスタート。

初めての夜は遠吠えをしたり、子供にしたら大きな環境の変化、不安だよ、ということぐらいしかできなかったのだと思います。

でも、そこは子犬。

順応性はとても高く、ご家族が不安になる中でも徐々に慣れてきて、

毎日3回、お散歩に行くようですが、

他の犬のように決まったコースを真っ直ぐ歩く、ということはまだまだ先の話しのようです。

 

ボンズにとっては、まず、家族に慣れる。

そして家族が見ているものに慣れる。

時間をかけて除々に世界を広げていきました。

 

施設で抱っこされていた時の表情とは違い、お父さんが本当のお父さんのよう。安心しています。

 

 

↑ ワクチン接種のためで里帰りしてくれた時の姉弟達との再会。

手前のいくらちゃんは乗り気でない…だって、私にはまだ新しいご家族とのご縁がないもの…

少しムスッとしている いくら 「私が一番綺麗で賢いのにな~」

 

 

 

名前をハル、と呼んでもらい、正式なお手続きに来所くださった際にはすっかりお家の子。

 

 

ハッピーハウスって?ここどこ?という感じで

ご家族に、「たすけてー犬がいっぱいいるーー!!」って感じでした(笑)

 

まだまだお家でのお散歩もビビりながらの状態のようですが、

若い頃からハッピーハウスのような山奥でなく、ちゃんと街中の家庭での暮らしを送らせてもらったことの意義は大きいと思います。

 

 

子犬の頃のライフスタイルは、その子の一生を左右します。

 

野良出身のワンコが多いハッピーハウスでは、事実、

成犬になって保護されてきた野良ワンコはなかなか、なかなか難しいです。

それこそ、24H一緒に居続ける、ということをしても、撫でることを許してくれるかどうか、、、という子もいます。

 

子犬の頃にお声かけをいただけて、ボンズは幸せでした。

 

この写真のボンズを見たらわかります。

これからの長い犬生、ハルちゃんは少しずつ、ご家族に見守られながら成長していってくれることと思います。

ほんと、良かったね!!

 

 

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