2021/05/275月27日 あみがJATを卒業しました!

あみは2020年9月に、民家の横の車の下で傷を負い衰弱しているところを保護されました。

何かに噛まれたか、カラスに突かれたか傷は深く衰弱も激しく、手当をしてもじっと動けない日々が続きました。食事もとれず点滴や管からの栄養。小さな体に大きな針が痛々しい。全く元気になりません。

もうだめなのかな‥という空気が漂っていました。

ずるむけの皮膚に消毒薬はひどく沁みました。そんな泣き叫ぶような状況でも怒ったり暴れたりせずに、ゆっくり瞬きをしスタッフの手を舐めてくるような優しい性格。ほんとうにこの子は頑張りました。

そしてある日ごはんを食べはじまめました‼︎

それからはみるみる元気になりました。

そして動物病院から仔猫部屋へ移ることができました。

 

それから数ヶ月。とっても可愛らしく成長したあみにお声をかけてくださったのは犬も猫も大好きな、とっても仲の良いご家族。二世帯住宅で暮らす次男さんご家族とも仲良くされていて、大家族です。

きっとあみちゃんも寂しくありません。

怪我の影響から将来、手の動きの不自由が出てくる可能性があり手術も検討中だったため、すぐにトライアルを始められず、その間は何度も会いに来てくださいました。

 

仔猫部屋のケージにて触れ合っていただきました。

あみは保護されてから保育器、ケージで静養してきたため扉を開けてもケージから出ることはなく、隠れがち。

そこで用意していたおもちゃで誘うと、さすがまだまだ仔猫なあみは誘いにのり遊びだしました。

おもちゃで遊んで貰って、、一番喜んでいるのはスタッフかもしれません‥。

必ず大切にします!とご家族皆さまで力強く言ってくださりトライアルが決まりました。

 

トライアルの初日

猫にとっては突然の移動、初めてのニンゲンさんの家とお部屋の空間で何が何だかわかりません。

でもだいじょうぶ。そんなことは想定内の猫大好き一家。とっても優しいお父さんが這いつくばって、水を差し出してくれています。

おもちゃで誘い出します。
出てくるあみちゃん 隠れたいのと手を出したいのとアンビバレントな心境。

大歓迎されトライアルの始まりです。

 

トライアル中もたくさんご報告をいただきました。遊んで貰ったり撫でてもらい、リラックスしているあみちゃん。

ご家族様に甘えています。一緒にうとうと。

あみちゃん 何見てるの?

こんなにリラックスできるようになりました。

美しく写真もばっちり。

心配された手のつっぱりなどは気にならないほど遊んでもらい

今のところは全く問題ないそうです。

 

保護時の情報によると、あんな小さな体で1kmほど歩いていたようです。そして見つけてもらい、大怪我から大復活のあみちゃん。強運の持ち主です。痛くてつらい思いをした分これからたくさん遊んで貰って愛されて素敵な猫生になりますように。

名前は、はじめからきめておられました。”茶美(ちゃび)”になりました♪♪

茶美ちゃんとご家族の幸せをずっとずっと祈っています!末長くお幸せに!

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