2015/03/243月24日、かるたがJATを卒業しました!Karuta graduated JAT on March 24, 2015!

かるたは生後3ヶ月の頃、5匹兄弟で工事現場に捨てられていた子です。

とっても真っ直ぐで、きれいなお顔の男の子に育ちました。

現在生後半年を過ぎた頃、運命の出会いがありました。

 

Hi, I'm Karuta. I was found abandoned with my siblings at a construction site.

I've grown up to be a very handsome boy, and have met my forever family!

お声かけくださったのは、今のお家では初めて動物を迎える、犬を迎えたいお父さん、猫を迎えたいお母さん、ご家族内の意見がまとまっていない状態で来られたご家族です。

 

Initially, Dad was wishing to adopt a dog while Mom was determined to take a cat, and they came to Happy House anyway, still undecided which animal to adopt.

 

初めて来られたのはちょうど1ヶ月前。

猫が怖かったお父さんの意見は押し切られ(笑)、かるたにお声かけいただきました。

それから何度か、本当にかるたを迎えられるのか、来所いただく度にいろいろお考えいただきました。

 

They came to Happy House several times before deciding, and set their mind to take me in the end despite the opinion of Dad, who were feeling uneasy about cats.

 

そしてついに、送迎日を迎えました。

 

On my arrival day:

かるたは送迎車の中で、とにかくずーっと喋っていました。

キャリーに指をつっこむと、甘えた声になり、ひっこめるとまたずーっと不安そうな声で鳴き続けていました。

お家に到着後、息子さんがお留守でしたがご夫婦が見守る中、かるたは少しだけ戸惑い、ゆっくりとキャリーから出てき、探検を始めました。

何か色々喋りながら…

 

I was meowing all along the way in the carrier, pleading for attention.

When we arrived, I was a little hesitant to come out of the carrier, but eventually started exploring the place, talking to myself.

 

畳のお部屋で爪とぎをしようとしたり、カーテンでしようとしたり、落ち着かない素振りでウロウロしていましたが、

 

I tried to scratch Tatami and curtains, feeling a bit unsettled...

 

ついに落ち着ける場所を見つけました。

キッチンマットです!!

 

but finally, I found something comfortable...that's the kitchen mat!

ご夫婦も、ここなら思う存分爪とぎしていいよ!と。

 

Dad and Mom: "Yeah, you can scratch here!!"

その言葉が分かったかのように、テンションがどんどんかちあがっていくかるた。

終いには爪とぎしながらキッチンマットをめくり、走り回り出しました(笑)

猫のツボが分からない…(笑)

 

"Yay, this is what I wanted! Nice scratcher!! Now I feel like running, let's go!!!"

それを機に、素のかるたが出てきました。

とにかく遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ。広く開けた世界に大興奮です。

 

"Now I see this is my place, my HOME!!"

お手続き中はずっとお母さんが相手をしてくださっていました。

 

While Dad was signing the adoption agreement, Mom played with me.

 

ふと、大きな音とともに、書類の記入中のお父さんが笑いだしました。

後ろを振り返ると、棚の上から小さなゴミ箱にスポッと落ち込んだカルタが(笑)

シャッターチャンスでしたが、何事もなかった顔をしているカルタしか、撮れませんでした…残念。

 

And I jumped into the dust bin, which induced Dad to laugh...well, I must be honest...I fell from the shelf into it...

おトイレもちゃんとできました。

 

"I know how to use the litter box. I'm smart."

 

お父さんは何度か「ついにうちに動物が来た!」と感慨深くつぶやいていました。

命を迎えることに、真剣に向き合ってくださっている、そんな感じがしました。

 

Dad was mumbling to himself, "We finally have our own pet" several times, as if to convince himself.

He's serious about having a pet.

そしてお父さん、普段は本なんか読まないのに、猫の飼育本を頑張って読んでくださったそうです。

 

And I heard that Dad had bought a guide book for keeping cats.

 

かるたはそんなご家族の気持ちはつゆ知らず、おもちゃとお母さんとずーっとずーっと遊んでいました。

 

It's good to know that there's someone who cares, but now I'm preoccupied with the toy.

 

 

 

かるたの新しい名前は、3つ候補がったようです。

「アントニオ」、「アントニオ・ジュニア」「小鉄」・・・。

「小鉄」になりました!

 

Before renaming me, they had three names in mind: Antonio, Antonio Jr. and Kotetsu, and agreed on Kotetsu.

 

 

 

強そうで、優しそうな名前ですね。

いずれ額に三日月が出てくるかも…(笑)

 

笑いの絶えないご家族の中で、笑いのセンスを磨けそうだね、小鉄!

 

It sounds very nice and masculine.

I'm really happy to be with my family who loves me!!

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